2016年1月に銀座にオープンした「casa Afeliz Ginza」が、店名も改め2019年7月にリニューアルオープンし、そのアートディレクションを担当いたしました。
内装は「ジェンダーレスな欧州モード」をテーマとし、白・グレーをベースに一新。店名は「AFELIZ」に変更されました。
メインターゲットは20〜30代の女性想定。ですがテーマに「ジェンダーレス」とあるように、男性のお客様も意識した形でロゴをご提案。複数案の中から1案に絞られ、さらに記憶に強く残すためにマークはなく、アルファベットのみのシンプルな形状で決定。
グランドメニュー・ランチメニュー・ショップカード・名刺・コースター・書類用フォルダなど、さまざまなツールのアートディレクション・デザイン制作を行いました。
グランドメニューでは先方のご要望をお伺いしながら、形状・素材からご提案。半期に一度ほどメニュー変更が発生する見込みの旨を伺い、メニューを1ページごとに差し替えられる形にて。表紙にはエンボスにてロゴを刻印。
メニューは計32ページ。スペイン料理店のためインバウンドのお客様も意識し、スペイン語をメインに掲載。
ランチメニューでは銀座という立地とメニュー内容を意識し、やや大きめのB4サイズにて。店舗運用の都合上、メニューに汚れが付きやすいとお聞きし、クリップで簡単に取り替えられる形に。
ショップカードではスマートフォンの普及を考え、必要最低限の情報のみとし、その他はウェブサイトへ誘導。そのためのQRコードを掲載。
スタッフ用の名刺ではインバウンドのお客様を意識し、英語面も。
ウェブサイト afeliz.tokyo の制作も担当。飲食店の集客の際には、食べログなどのグルメサイトが強いですが、そのようなサイトでは掲載しきれない店内内装や料理写真などの掲載をメインとした、ブランディングサイトの位置づけとして。
Worked as an art director for a Spanish restaurant in Ginza, Tokyo “AFELIZ”
Client: Odeocreation Inc.
Coding: Shigeo Tsukamoto
Art direction / design: Takuya Saeki ( smooth and friendly™ design Tokyo )
Photograph Producer: Hideki Kuroda ( MiCROFILM )
Photographer: Yumiko Taruki