2025年2月にリニューアル公開された、東京都町田市にあるユニケ保育園のウェブサイトの全面リニューアルを担当しました。
2003年に開設されたウェブサイトがありましたが、時間・時代の流れとともに設計やスマホ対応などの技術面、またなかなか更新できないコンテンツなどの老朽化によるリニューアルが目的でした。
既存コンテンツでそのまま掲載できるものは掲載し、もう少し説明した方がより充実するコンテンツや、掲載するとより保護者のみなさまが知りたい情報である旨をお伝えし、それらを吟味・ご提案・ご指摘をいただきながら、まずはワイヤーフレームを制作。
ワイヤーフレームで何度も議論や意見交換を行い、両者ともに最適なコンテンツに至ったのちに、デザイン制作に着手いたしました。このことにより、デザイン制作段階でコンテンツ見直しや、それに伴うレイアウトの変更・再考を行う必要がなく、伝えたい内容であるコンテンツをいかに円滑で、ストレスなく理解してもらうための意匠部分であるデザインに注力できました。
また一般的なLPのように長いページに至っていますが、保護者のみなさんは主にスマホでアクセスすることや、予算の都合もあり縦長の形にて。ただそれだと知りたい情報にアクセスするために、ストレスのかかるスクロールがPC・スマホでもかかってしまうため、ナビゲーション・スマホメニューにて、項目ごとに設置した見出しへのリンクを行いました。
掲載写真は園が今まで撮影した写真を掲載の前提でしたが、検討を重ねるとやはり撮影が必要な写真が発生し、カメラマンさんに依頼。1.5日をかけ撮影を実行しました。そのことにより、園児や職員さんの普段の自然な表情の写真が増え、よりサイト全体の魅力が増しました。
PC・スマホでのOSの違いと、保育園サイトであるためスマホでのアクセスの割合が多いことを考え、デバイスは違えど統一した印象を保持するために、掲載テキストには Google Web Font で日本語・丸文字の Zen Maru Gothic を採用。文字全般的にクセもなく美しく、保育園サイトには望ましい最適なウェブフォントでした。
色味は園が用意したロゴに沿った配色にて進行。保育園・幼児や子供たちの集う場所の雰囲気が感じられながら、コンテンツごとに必要な伝達事項への強弱を感じたれるような、配色を意識しました。
既存サイトではなかった採用ページを新設。一部には任意のタイミングで WordPress から掲載テキストを変更できるように、カスタムフィールドを実装。
Renewal of the Nursery School’s website of YUNIKE.
Client: YUNIKE nursery school
WordPress Developer & Coding: Shigeo Tsukamoto
Art direction / Direction / Design: Takuya Saeki ( smooth and friendly™ design Tokyo )
Photographer: Yusuke Sato, Sakura Yamamoto